6月誕生会のお知らせ

保護者様

みくま幼稚園
園長 安芸志穂子

6月は水無月、和菓子の名前にもあるこの月は田植えのためにたくさんの水を必要としたことに由来します。水無月の頃は、「夏越しの祓え」(なごしのはらえ)の季節。陰暦の6月晦日、6月の末日に罪やけがれを除き去るための宮中や諸社で行われる行事です。今ではめずらしくなったこの年中行事も、古人の食中毒や梅雨時の衛生に対するこころ配り、そして季節の中の衣替えなど、季節の変化に適応して向かい合って行く知恵のひとつでありましょう。

田植えの国、米の国にとって、気温と雨量は母親の胎内のようなものです。私たちはずっと、四季おりおりの風物がある島国にいて、二四の節季をもつ習わしの中に暮らしています。5月の21日頃とされる「小満(しょうまん)」、草木が茂って天地に満ちはじめる頃をすぎると6月です。穀物の種をまく頃の「芒種(ぼうしゅ)」6月21日頃とされる「夏至(げし)」は夜がもっとも短い日、暑気が強くなる「小暑(しょうしょ)」の頃にはもう7月です。意外にも梅雨そのものをあらわす節季がありませんが、その分この国では雨が豊かに四季折々に恵みをもたらすので、私たちは空から受けるこの水の恩に、小雨、甘雨、慈雨、豪雨、にわか雨、さみだれ、など様々な雨の名前をつけて呼びんでいるのです。

春に始まったみくまライフ、子ども達も生活になれてこれからいよいよゲストからスタッフになって活躍をはじめます。一方で、暑気あたりや体調不良、雨降りが続いたり、湿気の高い季節の衛生状態への知恵の生活もはじまります。子ども達には梅雨の季節も興味津々、この季節に、なんてことはない毎日の繰り返しのこの時期に、子どもは生活のなかのやりがいのある苦労に取り組みます。取っ組み合って、ものにする、自らの手で自らの願いをじつげんしてゆく、そんな生活を支える苦労をともにして、子ども達とこの季節を大切にすごしてゆきたく願うのです。

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6月お誕生日会のお知らせ