みくま幼稚園:教育内容(特色3)
兄弟学級


みくま幼稚園での過ごし方には3つのパターンがあります。 @“私”が遊ぶために人間関係をつくる時間、Aクラス単位で動く時間、B年長組と年中組の子どもが兄弟関係をつくる時間=兄弟学級です。1年間同じ相手と組み、さまざまな年中行事を一緒に過ごします。大人ならけんかになったり、表面的なつきあいになったりするところを、子どもたちは何とかやっていこうとします。みくま幼稚園の兄弟学級の歴史は長く、地域でもっとも早い昭和40年代から取り組みました。一人っ子が多い昨今、とくに貴重な体験となっています。

自由度の高い砂場やあずま屋


みくま幼稚園の広い園庭には、小高い丘のような砂場、屋根付きの砂場など、大小いくつもの砂場があります。砂場近くには、大工さん手作りのログハウスやテーブルを置き、子どもたちがままごとやお店屋さんごっこなど、自由な遊びへと発展させられるようにしています。


複雑な遊具


夢のある大型遊具「パイプランド」や、木の感触が体験できるデンマーク製の木製遊具「プレイハウス」など、みくま幼稚園の遊具は複雑でビッグスケール。安全と危険の両方を教えられることが特徴です。ルールを守らないとけがをする、友だちに迷惑をかけないなど、集団の中の決まりを教える〈徳育〉の役割も果たします。


お買い物ごっこ


みくま幼稚園で11月中旬に行う園内行事。学年の垣根をはずしてグループを組み、自分たちで手作りした商品のお店を出します。トイレットペーパーを固めて作ったドーナツ、毛糸を巻いて作ったアイスクリームなど、見栄えはよくないけれども、本物の特徴をよくとらえたユニークな商品が並びます。社会や生活を実体験する行事のひとつです。


カレーパーティー

みくま幼稚園では、年中組で園庭の一角にじゃがいもの種を植え、自分たちで水や肥料をやりながら育てます。年長組で大きく育ったじゃがいもを収穫し、カレーライスを作ってみんなで食べる行事です。