6月になりました。1年の半分が終わろうとしています。日の入りも遅くなり、7時になっても空が薄明るく感じます。世界がどのような状況であろうと季節は、お構いなしに変わっていきます。
みくま幼稚園には様々な草花が植えてあります。これは、紫陽花です。ぶどう組の前の花壇に咲いています。紫陽花は花に見えるところ花ではなく正確には萼(がく)とよぶそうです。葉っぱが変化した花を守る部分だそうです。
色が鮮やかで、日々色が変わっていきます。土の酸度によっても色は変わります。みくま幼稚園には4種類ほどの紫陽花が咲いていて今が見頃ですが、それぞれ、色も種類も違うので目の保養になります。子どもたちは、花をちぎっては取集して、「お母さんにあげるの」と伝えてくれます。(ちぎることは推奨してはいませんが)
写真の紫陽花は、色も、濃いピンクで目立ちます。萼の部分が大きいのが特徴です。あまりみた事がないぐらい大きいので、ボリューム感があります。雨が降ると、水滴に花弁の色が映り込み。不思議な世界を作りだします。
紫陽花は育てやすい植物で、植木鉢に入れても大丈夫な植物です。ベランダ、玄関などにおいても長く咲き続け。歳を越して来年もまた咲いてくれます。
春は、桜、秋は紅葉、みくまの庭には四季があります。有名な庭園や、観光地には見劣りしますが、幼稚園に来る機会があれば、足を止めて、お子さんと一緒にお花見をしてくださいね。